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  なぜノバスコシア州は廃棄物資源化政策を採用したのか

 
  廃棄物資源回復基金委員会
1: 州法(固形廃棄物資源管理規制法=96年度制定)に基づく組織
2: 市民からも行政からも企業からも独立した第3者機関
3: デポジットで生まれた金で運営(税金投入なし)
4: すべての利害関係者で委員会を構成

 
  ◆ 環境ディーポ(デポ=Enviro Depot)

中継集積所で州内84箇所ある完全民営でRRFBと契約している。私たちが見学したところは夫婦2人で経営。10セント農地5セントがRRFBに入るが、そのうち3.1セントは手数料で残りがRRFBに入る。有害物は環境ディーポまで各自持参 。

環境ディーポ
環境ディーポ中間集積所内部
  ◆タイヤのリサイクル工場
  この工場に年間100万本のタイヤが入ってくる。その内トラック用が4万本。
廃タイヤからまずスチールをとりシュレッダーで砕く(チップ化)。ゴムと繊維・金属に分別、金属は再利用、ゴムは道路やサッカー場の下のクッション用、繊維は埋め立て又はセメントに使う。マイナス200度の液体窒素で凍らせる。設備は市で運営は民間(公設民営)。デポジットは小型車1台3ドル、トラック9ドル

  ◆堆肥化について

  ハリファックス市に二つの堆肥工場。処理能力ともに1日100トン、建設費用6億8千万円。
始めに手選別で不純物除去―電気入れてかきまぜ55度で熟成―その後数ヶ月自然発酵させる。こうして元の4分の1から5分の1に減量し土壌改良材として使う。陰圧かけて臭いを外に出さない(一つは臭いが強い・人家から2から3km離れている)。攪拌機は日本の荏原製作所製(トラブル皆無)。

※ 日本の仙台市にまったく同じ規模で同じコストの堆肥工場があるがトラブル続き(堆肥化をネグレクトするためのワナか)


堆肥工場内

堆肥工場メイン

 

堆肥後の堆肥改良材
100%堆肥は25ドル・70%堆肥で砂を混ぜたものは22ドル・55%純度は20ドル・それぞれの用途によって土壌改良材として使われる。37万都市のごみの35%のごみが約7億円の施設で済む。日本の焼却炉と比較すれば10分の1のコストで処理できる。(ごみ処理はローコストで可能)
  ◆ ノバスコシアで感じたこと
★2010年までにごみゼロ化を目指すという目標年度と戦略の明確化が大事
★生ごみ堆肥化とデポジットが減量の鍵(市民の自覚とEPRの実践化)
★法律で裏づけられた第3者機関の設立が鍵(RRFB)
★ローコスト・ローテクで減量できる
★税金投入ではなく、排出者責任で金を出す
★スチュワードシップの徹底の重要さ
★「脱焼却・脱埋め立て」以外に循環型なし
★住民参画には地方分権が必須(ローカル)
★あらゆる面での環境教育の重要さ
★ごみ削減と雇用創出の共存可能
★ごみゼロ化には設計者責任がポイント
 21世紀の持続可能な社会が見えた。(このままでは日本は沈没する)
 

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